婚約指輪と結婚指輪の違いは?それぞれの違いや重ね付けできるセットリングについて解説!



婚約指輪とは

婚約指輪(エンゲージリング)の特徴

  •  婚約指輪は ”エンゲージリング(Engagement Ring)”とも呼ばれている
  •  “婚約の証”として、男性から女性に贈られる指輪
  •  代表的な婚約指輪は、1粒のダイヤモンドをあしらった”ソリティア”というデザイン

 

“ダイヤモンドの指輪”と聞いて、みなさんがイメージする指輪がこの形のデザインではないでしょうか?

婚約が決まり、結ばれたことを記念して男性が女性に贈る指輪を「婚約指輪」と呼びます。
これは婚約が成立してから渡すこともあれば、ドラマなどでよく見かけるように、「僕と結婚して下さい!」とプロポーズと同時に渡すこともあります。


近年では、プロポーズの前にダイヤモンドのみ購入をして、プロポーズ後におふたりで婚約指輪のデザインとサイズを選ぶといった方法もありますので、お相手の指輪サイズがわからない場合も安心ですね!


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婚約指輪(エンゲージリング)の特徴をお話してきましたが、そもそもなぜ婚約指輪を贈るという習慣ができたのでしょうか。

婚約指輪のはじまり

  •  はじまりは古代ローマ時代
  •  手に入りやすい“鉄製の指輪”を贈っていた
  •  日本で婚約指輪を贈る習慣ができたのは明治時代

 

婚約指輪のはじまりは、古代ローマ時代といわれています。
その当時は、婚約の証として鉄製の指輪を贈っていました。なぜ鉄製だったのかというと、鉄は比較的手に入りやすい金属であり、強さの象徴でもあったため、2人の結びつきの強さを表現するために「鉄製指輪」が広く普及したと考えられています。

 
その後、金製の指輪が広がり、現在の形に近い宝石付きの指輪へと変化していきました。日本に婚約指輪の習慣が入ってきたのは明治時代で、戦後には結納品に添える形で一般的に広がっていきました。

 

ダイヤモンドが使われている理由

  • ダイヤモンドがもつ「希少性」「石言葉」がポイント!
  • 15世紀(室町時代の中期ごろ)からダイヤモンドが使われるようになった

 

 

婚約指輪といえば ”ダイヤモンド” という印象がありますが、婚約指輪に使われる宝石はなぜダイヤモンドなのでしょうか。


その理由は、ダイヤモンドがもつ「希少性」や「石言葉」にあります。ダイヤモンドは世界一の硬度を持つとされているため、希少性も高く、永遠の愛を誓うのにふさわしいといわれています。

また、ダイヤモンドの石言葉には「純潔」「清浄無垢」「永遠の愛」という意味があり、婚約指輪にふさわしい宝石として選ばれてます。

しかし、指輪を贈るようになったはじめからダイヤモンドが使われていたのではなく、婚約指輪にダイヤモンドが使われ始めたのは15世紀ごろ(室町時代の中期)からで、それ以前はルビーやエメラルドといった宝石が使われていました。

 

 

結婚指輪とは

結婚指輪(マリッジリング)の特徴

  •  結婚指輪は ”マリッジリング(Marriage Ring)”とも呼ばれている
  •  “結婚の証”として、夫婦ともに日常的に身に着ける指輪
  •  普段使いしやすいシンプルなものからデザイン性があるものまで種類が豊富

 

結婚指輪は、マリッジリングとも呼ばれます。
夫婦となったふたりが、お互いの絆の証として交換し合う指輪のことを「結婚指輪」と呼びます。結婚式で行われるセレモニーのひとつ”指輪の交換”でお互いの指にはめるものが結婚指輪です。結婚式後も、日常的に左手の薬指に着けて過ごすのが一般的です。

 

左手の薬指に身に着ける理由

 

古代ギリシャでは、「薬指の血管は心臓に繋がっている」と思われてきました。そこから、「心臓 = ハート・感情をつかさどる器官」に繋がる薬指、なかでも心臓に近い左手の薬指に、永遠性を表す円形の指輪をすることで、愛する想いが永遠に続くと考えられるようになったという説があります。

 

結婚指輪のはじまり

結婚指輪の起源を探ると、古代エジプト時代までたどりつきます。しかし、一般的な風習として、結婚をするふたりが 指輪を贈りあうようになったのは11世紀ごろで、キリスト教の文化がもとになっているようです。

 
キリスト教では、神のもとで男女が誓いを交わす儀式を「結婚式」として制度化しました。その際、結婚の印として指輪を交換しあうことが通例となり、キリスト教の伝播とともにこの風習も広まっていきました。
日本で結婚の証として指輪を交換するようになったのは、婚約指輪の場合と同じく第二次世界大戦後のこと。西洋式の結婚式が広まるにつれ、結婚指輪も一般的になりました。

 



指輪は古来より装飾品として愛用されてきました。指輪の丸く途切れない形に「ふたりの愛も途切れることなく、永遠に続くように」との意味を込め、結婚の証に贈られるようになりました。また指輪は、魔よけのお守りとして身に着けられてきた歴史もあり、愛する人の安全を願う気持ちも込められています。

 

ここまで、結婚指輪・婚約指輪の歴史も含めお話してきました。
では、実際に結婚指輪・婚約指輪を購入する際に知っておきたい「セットリング」はご存知でしょうか?

 

 

 

 

セットリングとは

セットリングの特徴

  •  結婚指輪・婚約指輪が重ね付けできるようにデザインされた指輪のこと
  •  重ね付けすることで手元が華やかな印象に!

 

婚約指輪は使用頻度が少なく、保管したままになってしまう場合が多いんだとか。
せっかくの 婚約指輪を眠らせてしまうのはもったいないですよね。そんな悩みを解決してくれるのがセットリングです。

 

重ね付けの順番はあるの?

明確に決められているわけではありませんが、
セットリングは、 結婚指輪→婚約指輪の順番で着用することを想定してデザインされていることがほとんどです。



結婚指輪のみ
(女性:右)

セットリングの場合
(女性:左 結婚指輪+婚約指輪)

 

こうしてみると結婚指輪と婚約指輪を重ね付けしたセットリングは、ボリューム感がでてより華やかな印象になりますね。

 

まとめ

 

婚約指輪(エンゲージリング)
 婚約の証として、男性から女性に贈られる指輪
 代表的な婚約指輪は、1粒のダイヤモンドをあしらった”ソリティア”というデザイン

結婚指輪(マリッジリング)
 結婚の証として、夫婦ともに日常的に身に着ける指輪
 普段使いしやすいシンプルなものからデザイン性があるものまで種類が豊富

セットリング
 結婚指輪・婚約指輪が 重ね付けできるようにデザインされた指輪のこと
 重ね付けすることで手元が華やかさUP!パーティーや普段のおしゃれにプラスして◎

 

 

 

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ハピハピリング編集部
最後までご覧いただきありがとうございます!
結婚指輪(マリッジリング)・婚約指輪(エンゲージリング)の違いについて少しでも参考になると嬉しいです。

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