和風な結婚指輪のブランド6選|和テイストの選び方&取り入れ方まとめ

和風の結婚指輪は、桜や伝統文様、職人技の質感などで「自分たちらしさ」を表現できるのが魅力です。

 

一方で、和風といっても彫り・文様・伝統技法・マット加工など表現は幅広く、普段の服装や将来の好みの変化まで見据えて選ぶことが重要です。

 

この記事では、和風の結婚指輪の特徴・選び方・おすすめブランド、購入前に確認したい注意点をまとめて解説します。

和風の結婚指輪とは?デザインの種類や特徴

和風の結婚指輪は「日本らしさ」をモチーフ・技法・質感で表現した指輪のこと。

和風リングは、単に和柄を入れた指輪というより、日本の美意識である余白や季節感、手仕事の温もりを形にしたものです。見た目の分かりやすさだけでなく、触れたときの質感や、光の当たり方の落ち着きまで含めて「和」を感じさせてくれるところが魅力です。

 

まずは代表的なデザインの種類と特徴をご紹介します。

和彫り(和柄彫刻)の指輪

出典:K.UNO

 

和彫りは、「唐草・青海波・七宝・市松・亀甲」などの伝統文様を彫刻で表現する方法です。
平面のプリントのように見せるのではなく、刃物で陰影を作るため、角度によって表情が変わり、奥行きが出ます。全面に入れると存在感が強く、和の主役になりますが、ワンポイントなら日常にも馴染みやすく、さりげない個性として楽しめます。

 

文様にはそれぞれ意味が込められているため、おふたりの想いを込めやすいのも魅力。たとえば「唐草(からくさ)は、つるが伸び続けることから繁栄や長寿」、「七宝(しっぽう)は、円が連なる姿からご縁や円満」、「市松(いちまつ)は、途切れない連続柄として繁栄や永遠」、「亀甲(きっこう)は、長寿や厄除けの象徴」とされています。どれも縁起が良く、結婚指輪に人気の伝統文様です。

和モチーフ(桜・紅葉など)を取り入れた指輪

出典:巴 TOMOE

 

和モチーフは、四季や自然、日本の文化に由来するモチーフです。
代表例は、桜・紅葉・梅・竹・藻・亀・扇・波などのモチーフ。指輪の幅やラインに合わせて現代的に表現されることも多いです。

結婚指輪のモチーフで特に人気なのは「桜モチーフ」。桜は春の始まりや節目を想起させるため、新しい人生の門出と相性が良いとして人気を集めています。

木目金・槌目などの伝統技法を施した指輪

出典:杢目金屋

 

木目金(もくめがね)は、異なる金属を重ね合わせて鍛錬することで、木目のような模様を生む日本の伝統技法です。層の出方は完全に同じにならないため、模様そのものが一点ものになり、唯一性を重視するカップルに選ばれています。

 

 

出典:TANZO.

 

槌目(つちめ)は、金槌で指輪の表面に凹凸模様をつける技法で、独特の質感や温かみが魅力です。小さな面が連なるため光が細かく反射し、派手すぎないのに表情が豊かというバランスを作れます。

特殊加工で「和」の質感を施した指輪

出典:巴 TOMOE

 

和の雰囲気は、彫刻やモチーフだけでなく「質感」で作ることができます。結婚指輪は一般的に鏡面仕上げ(ピカピカ)を施しますが、特殊加工ではあえて金属の光沢を控えめにすることで自然の情景や和の雰囲気を表現しています。

 

代表的な特殊加工は、マット加工・ヘアライン加工・サテン加工・ホーニング加工など。つや消しは光を柔らかく反射し、落ち着いた印象になるため、和装だけでなく普段の服にも馴染みやすいのがメリットです。

和風リングどう選ぶ?テイスト別の選び方

”和風”の感じ方は人それぞれ。好みに合わせて、デザイン要素の足し引きで選ぶと失敗しにくくなります。

 

まずは、「和をどれくらい主張したいか」を先に決めると、デザインを選びやすくなるでしょう。彫りの範囲、モチーフの大きさ、仕上げの質感、地金の色を調整しながら、ふたりにとっての最適な「和の濃さ」を見つけましょう。

ザ・和風が好きな人向け

  • 和柄彫刻や伝統文様を全面に配置する
  • 木目金技法のデザインを選ぶ

 

和風の主張を楽しみたいなら、和彫りをしっかり入れる、伝統文様を全面に配置する、木目金のように技法そのものが主役のデザインを選ぶのがおすすめです。遠目でも個性が伝わり、指輪を見るたびに文化的な満足感が得られるでしょう。

 

また、和装の挙式や、和の価値観を暮らしに取り入れている人とは特に相性が良いです。写真にも模様が写りやすく、統一感を感じることができます。

程よく和を取り入れたい人向け

  • 和モチーフをワンポイントで入れる
  • 和彫りを一部に入れる
  • マット加工+和柄ワンポイント

 

程よく和を入れたい場合は、ワンポイントの和柄や、桜などのモチーフをラインや石留めで取り入れるのがおすすめです。見た目は現代的でも、和柄の意味やデザインの背景に和風を組み込むことで程よいバランスが取れるでしょう。

 

また、カップルでデザインの好みが違う場合でも、ワンポイントモチーフをお互い入れることでペア感を出すこともできるので、好みに合わせて工夫してみてくださいね!

さりげなく和の雰囲気が欲しい人向け

  • 槌目技法や和紙加工などの質感で和を取り入れる
  • 内側に家紋や和モチーフを刻印する
  • コンセプトやストーリー性に和があるデザインを選ぶ

 

シンプルに見せつつ、和の雰囲気を忍ばせたいなら、仕上げの質感や微細な彫り、槌目の陰影で表情を作るのがおすすめです。ぱっと見はベーシックなので、仕事やフォーマルでも使いやすくなります。

 

また、外からは見えない内側に刻印と一緒に隠れモチーフや家紋を入れる方法もあります。さりげなく、ふたりだけの意味を持つ和風リングになります。

和風の結婚指輪おすすめブランド一覧

「和」の表現を得意とするブランドは、世界観(物語性)や技法(彫り・鍛造・木目金)で個性が分かれます。ここからは、おすすめの6ブランドの特徴をご紹介いたします。

TOMOE(トモエ)

象嵌という伝統技法を用いた桜香-OUKA

 

TOMOEは、江戸の美意識と現代デザインを掛け合わせた和風ブライダルブランド

 

和風ブランドの中でも、特に伝統技法にこだわっており、金属に別の金属をはめ込む、象嵌(ぞうがん)という技法を用いたデザインも人気。

 

和彫りや七宝など、日本らしい技術をリングに落とし込むのが得意で、和を分かりやすく楽しみたい人にも、上品に取り入れたい人にもおすすめしたいブランドです。

 

\ハピハピリング「来店予約キャンペーン」対象ブランド/

杢目金屋(もくめがねや)

杢目金屋「紅ひとすじ

 

杢目金屋は、伝統技法の「木目金(もくめがね)」による唯一の木目模様が特徴のブランド

 

金属の層が生む模様は同じものが二つとできにくく、世界に一つという特別感を求めるカップルに支持されています。素材の組み合わせ次第で指輪の表情が変わるため、同じデザインでも色味や木目の出方が変化します。

 

TOWA(トワ)

出典:TOWA「花桜(はなざくら)」

 

TOWAは、日本の四季や情景をコンセプトにした和ブランド

 

和風を主張しすぎず、シンプルで普段使いしやすい結婚指輪が多いのが特徴です。重ね付けの相性を考えたデザインも多く、婚約指輪や記念リングと組み合わせて手元をコーディネートしたい人にも選びやすいです。

 

主張が強すぎない分、プライベートに馴染むのもメリットです。予算を抑えつつ和の物語性を楽しみたい場合におすすめしたいブランドです。

 

\ハピハピリング「来店予約キャンペーン」対象ブランド/

TANZO.(鍛造指輪)

出典:TANZO.「ウェーブに和紙加工を施した鍛造リング」

 

TANZO.は、鍛造製法による高い強度と精度を重視したブランドです。

 

和風の表現は、伝統文様を主張するよりも、槌目やマット、和紙加工などの「質感」で落ち着いた雰囲気を作るのが得意です。シンプルなのに手仕事感があり、飽きにくい和のニュアンスに落とし込めます。毎日着ける結婚指輪において、和の雰囲気を取り入れつつ、丈夫さや安心感を優先したい人におすすめのブランドです。

俄(NIWAKA)

出典:NIWAKA「結 YUI」

 

俄(ニワカ)は、京都で誕生した美意識とストーリー性が魅力のブランド。指輪ひとつひとつに和名とストーリーが添えられており、デザインの背景を大切にして選びたい人にとって、おすすめのブランドです。

 

完成度の高い造形と、細部の仕上げの美しさは、シンプル寄りの和モダンを求める方に人気があります。和の要素が強すぎないモデルも多く、長く着用しても飽きにくいのも好まれる要因です。

萬時(まんじ)

出典:萬時「富士山|湖面に映し出す結婚指輪作品」

 

萬時は、京都発の知る人ぞ知る和風ブライダルブランド。萬時の指輪には、和の深い意味合いが込められており、デザインは、横や斜めから見た時の造形美が素敵です。アートデザイナーのこだわりや想いを存分に味わうことができる指輪に出会うことができます

 

デザインが非常に独創的なため、王道シンプルを求める人には少し派手に感じるかもしれません。逆に「人と被りたくない」「芸術品を身に着けたい」という人にはおすすめのブランドです。

 

和風の結婚指輪を選ぶときの注意点

和風リングは個性が出やすい分、購入後の“普段の暮らし”でどう馴染むかを事前に確認するのが大切です。和風の結婚指輪を選ぶ際に確認すべき点をまとめましたので参考にしてみてくださいね。

ファッションとの相性を確認する

普段の服装がカジュアル中心か、スーツが多いか、きれいめが多いかで、似合う和の濃さは変わります。柄が分かりやすいほど個性が立つため、日常コーデで浮かないかを鏡で全身と一緒に確認しましょう。結婚指輪の試着をしに行くときはなるべく普段の雰囲気の洋服で行くとイメージしやすくなります。

デザインの「存在感」と「飽き」のバランスを考える

和彫り、木目、槌目は魅力的ですが、主張度合いが高いほど飽きのリスクも増えます。ポイントは、10年後の自分の服装や仕事環境でも自然に着けられるかを想像することです。

 

長く愛せる落としどころを作るには、和の要素を一つに絞るのが有効です。たとえば文様を入れるなら仕上げはシンプルに、槌目を主役にするならモチーフは控えめにするなど、焦点を決めると上品にまとまります。

サイズ直しが可能か確認する

和風リングは、サイズ直しに制限が出る場合があります。全周彫り、木目金、石が並ぶデザインなどは、サイズ変更で模様が途切れたり石留めに影響が出たりすることがあるため、サイズ直しの可否と範囲を必ず確認しましょう。

和柄・彫り・加工の経年変化を理解する

加工には経年変化があります。つや消し加工は摩耗によって表面が磨か少しずつツヤが出てきます。槌目や彫りは角が少しずつなだらかになることがあります。これは劣化というより、使い込むことで出る味として楽しめる面もあります。

 

ただし、変化の仕方は生活習慣で大きく変わります。力仕事が多い、手洗いが多い、指輪を着けたままスポーツをするなど、日常の摩耗条件で変化度合いが変わるため、自分の生活に照らして想像することが大切です。

 

経年変化を前向きに楽しめるか、定期的に再加工して初期の雰囲気を保ちたいかで、選ぶべき加工は変わります。再加工が可能か、どの程度まで再現できるかを確認して、時間の経過も含めて愛せる一本を選びましょう。

ブランド比較|和風の結婚指輪ブランド選びマップ

和風の結婚指輪を選ぶ際のブランド選びの参考にぜひ活用ください🌸

 

迷ったときは、デザインをシンプル寄りにして、質感や内側のこだわりで和を表現するのも◎見た目のときめきと、毎日着けられる現実性の両方の視点で選んでみてくださいね。