「結婚指輪って、みんいくらくらいのものを買っているんだろう?」
いざ準備を始めようと思ったとき、まず気になり始めるのが「相場」ですよね。SNSや友人の話を聞くと、「高すぎるのも心配だけど、安すぎて後から後悔するのも嫌だな…」と、正解が見えずに迷ってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、結婚指輪を購入した先輩カップルのデータを基に、平均金額や気になる内訳はもちろん、価格が変わる理由や予算別のおすすめブランドをご紹介します。
結婚指輪の値段相場
結婚指輪の値段相場はペアで約31.6万円

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、結婚指輪の平均購入金額はペア(2人分)で31.6万円となっています。
具体的な内訳を見てみると、30万〜35万円未満で購入した方が21.3%と最も多く、次いで20万〜25万円未満が20.5%、25万〜30万円未満が17.6%という結果でした。
こうした金額の割合を見ると、「これくらい用意しないといけないのかな…」と少し身構えてしまうかもしれませんが、大切なのは世間の平均相場に合わせることではありません。 「毎日身につけるものだから、着け心地やその後のメンテナンスまで含めて本当に納得できるものを選びたい」と思える、おふたりにとってバランスを取れるラインを見つけることが、後悔しない指輪選びにつながります。
男女別|結婚指輪の値段相場

この価格差の理由は、女性用の結婚指輪には小さなダイヤモンド(メレダイヤ)が複数あしらわれたデザインや、華やかな装飾が施されたものが選ばれることが多いためです。
ただ、この金額の差は、どちらが多くお金をかけるべきかという問題ではありません。「妻は華やかなデザイン、夫はシンプルな地金のみ」といったそれぞれの好みや手の大きさに合わせた結果、自然と生まれる差にすぎません。
お互いに、どんなデザインが一番しっくりくるか、毎日ストレスなく身につけられるかを大切にしながら、ふたりが心から納得できるバランスを探してみてくださいね。
婚約指輪の有無別|結婚指輪の値段相場

・婚約指輪「あり」の場合の結婚指輪の平均:32.2万円
・婚約指輪「なし」の場合の結婚指輪の平均:30.9万円
金額だけを見ると、婚約指輪がある方のほうが結婚指輪にも少し予算をかけているように見えますが、その差はわずか1万円ほど。実は、婚約指輪の有無によって結婚指輪の値段自体が大きく変わるわけではありません。 ここに表れているのは、「婚約指輪をどうするか」という選択によって、おふたりが大切にしたい優先順位の違いです。
婚約指輪を用意したカップルのケースでは、「せっかくの機会だから、婚約指輪も結婚指輪もどちらもこだわって選びたい」「セットで重ねづけできるデザインにしたい」という想いから、お気に入りのブランドやデザインをトータルで選ぶ方が多い傾向があります。
婚約指輪を用意しなかったカップルのケースでは、婚約指輪の分の予算を結婚指輪に少しだけプラスさせたり、あるいは結婚指輪を普段使いしやすいシンプルなものにして、その分の浮いた予算を新生活の家具家電やふたりの思い出に残る新婚旅行・結婚式・フォトウェディング等に使う選択をされることが多いようです。
どちらのケースを選んでも、そこに優劣はありません。「結婚指輪をどうするか」だけでなく、「これからのふたりの生活全体で、どこに喜びやお金を使いたいか」という視点を大切にしてみてください。
結婚指輪の値段が変わる理由4つ
素材(プラチナ・ゴールド)の種類で変わる
結婚指輪の値段が変わる理由の1つ目は、ベースとなる素材の違いです。
素材による結婚指輪の平均購入金額を見てみると、次のような結果になっています。
・プラチナの結婚指輪の平均:32.2万円
・ゴールドの結婚指輪の平均:32.7万円(ピンクゴールド・ホワイトゴールドを含む)
「プラチナが一番高価」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は近年、世界的な金相場の上昇により、ゴールドの方がプラチナよりも高くなるケースがめずらしくありません。
昔のイメージだけで「プラチナだから高いはず」「ゴールドなら安く収まるはず」と決めつけず、今は価格差が逆転することも頭の片隅に置いておきましょう。
結婚指輪の定番人気であるプラチナとゴールドは、どちらを選んでも結婚指輪として十分な耐久性があります。だからこそ、価格だけで素材を決めてしまうのは少しもったいないかもしれません。
大切なのは、「どちらの素材がおふたりの肌の色や、普段の服装に馴染むか」です。プラチナの洗練された涼やかな輝きと、ゴールドの温かみのある色合いでは、手元の雰囲気が大きく変わります。また、同じ「18金(K18)」でも、ブランド独自の配合によって色味や硬さが異なります。
金属アレルギーが心配な方はもちろんですが、そうでない方も、実際に試着してみて「自分の指になじむか」「年月が経ったときの傷やくすみの見え方も愛せそうか」を、お店でじっくり確かめながら選んでみてくださいね。
ダイヤ・宝石の有無と品質で変わる
結婚指輪の値段が変わる理由の2つ目は、ダイヤモンドや宝石の有無と品質の違いです。
指輪にダイヤモンドをはじめとする宝石がどのようにセッティングされているか、そしてその石の品質がどうであるかによって、価格は数万円から数十万円単位で大きく変わります。
古くから「何物にも負けない硬さ」を持つダイヤモンドには、「永遠の絆」という意味が込められており、ふたりの固い誓いを象徴する結婚指輪にぴったりの宝石とされています。
ここで少しだけ心にとめておきたいのが、ダイヤモンドの「品質と背景」です。あまりにも安価なダイヤモンドの中には、人権侵害を伴う採掘、さらには紛争の資金源となっている「コンフリクト・ダイヤモンド(紛争ダイヤモンド)」が紛れ込んでいるリスクがゼロではありません。
「毎日身につける大切な誓いの証だからこそ、クリーンなダイヤモンドを選びたい」と考えるカップルが増えています。価格の安さだけで選ぶのではなく、信頼できるブランドやショップを選ぶことも、結婚指輪選びにおいては大切な視点です。
購入方法(既製品・セミオーダー・フルオーダーなど)で変わる
結婚指輪の値段が変わる理由の3つ目は、購入方法(既製品・セミオーダー・フルオーダーなど)の違いです。
お店に並んでいる指輪をそのまま買うのか、自分たちの好みに合わせてアレンジするのかによって、価格や満足感が変わってきます。
購入方法別による結婚指輪の平均購入金額を見てみると、次のような結果になっています。
・既製品:33.2万円
・セミオーダー:30.2万円
・フルオーダー:35.0万円
「オーダーメイドって高そう」「既製品が一番安いはず」と思われがちですが、実は既製品であっても、最初から豪華なダイヤモンドがあしらわれていれば価格は上がります。
反対に、セミオーダーはベースのデザインを生かしながら、素材や石の有無を予算内に調整できるため、意外と予算を抑えつつ納得のいく仕上がりにできるのが大きな魅力です。
おおよその予算を持ちながら、結婚指輪選びをどう楽しみたいかという視点は、数年後にもあたたかい思い出として残り続けます。
既製品の場合、デートの途中で気軽に立ち寄り、その場で実物を試着しながら「これ良いね!」と直感で選ぶワクワク感や、短期間で手元に届く安心感があります。一方、セミオーダーやフルオーダーなら、ゼロからデザインを考えたり、ふたりで意見を出し合ったりする時間そのものが、かけがえのない思い出になります。
おふたりの性格やスケジュール、そして「どんな時間を楽しみたいか」に合わせて、いちばん心地よい買い方を選んでみてくださいね。
ブランド(海外ハイブランド・国内)で変わる
結婚指輪の値段が変わる理由の4つ目は、どこのブランド(海外ハイブランドか国内か)で買うかという違いです。
指輪自体の素材や重さが同じであっても、ブランドの持つステータスや背景にあるストーリーによって価格が大きく変動します。
例えば、カルティエやティファニーといった海外ハイブランドには、世界的な知名度や圧倒的なステータス性、そして店舗の空間や美しいパッケージに至るまで、いわゆるブランドの付加価値が価格に上乗せされます。そのため、同じようなプラチナのシンプルな指輪であっても、国内ブランドの1.5倍から2倍以上の価格になることは決してめずらしくありません。
一方、国内のジュエリーブランドやブライダル専門店は、品質の高さに対して比較的リーズナブルに購入できることが多いのが特徴です。日本人の指の形や水かきの特徴に合わせて繊細に設計されていたり、毎日気負わず使える着け心地の工夫が凝らされていたりします。また、全国に店舗があり、きめ細かなアフターサービスを受けやすい点も大きな魅力です。
どちらのブランドが優れているかではなく、どのブランドを選べば、ふたりの価値観や生活スタイルにぴったりかという視点で比較検討をおすすめします。
身につけるたびに背筋が伸びるような憧れのハイブランドの特別感を大切にしたいのか。品質や着け心地の良さ、そして長く付き合える安心感をコストパフォーマンスよく選びたいのか。おふたりが一番大切にしたい選び方の基準を話し合ってみてくださいね!
値段以外でチェックしておかないと損するポイント3つ
結婚指輪を選ぶとき、デザインや本体の価格だけに目がいきがちですが、実は購入を決めてから、後々かかる費用を見落としてしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことも。
毎日身につけるものだからこそ、知らず知らずのうちに修理代やメンテナンス費がかさんで結果的に高くついてしまったというのは、よくあるお悩みの一つです。
指輪の価格を比較するときは、本体の値段だけでなく、将来必要になるかもしれない費用までセットで考えておくと安心です。あとから思わぬ出費になりやすいポイント3つをご紹介します。
アフターサービスの「有料・無料」の条件
結婚指輪・婚約指輪の購入時のアフターサービスは、主にサイズ直し、クリーニング、磨き直し、歪み直しといったサービスがあります。
サイズ直し、クリーニング、磨き直し、歪み直しといったアフターサービスの「無料・無料の条件」は、ブランドやショップによって大きく異なります。毎日身につける結婚指輪は小傷や歪みが起きやすいため、保証内容によって将来的なメンテナンス費用が大きく変わります。
特に注意したいのは、「無料」と謳っていても細かな条件がついているケースです。主な注意点として以下の点に気をつけましょう。
・回数や期間の制限:「最初の1回のみ無料」「購入から5年間限定」など、期間や回数に制限がある場合があります。
・持ち込みの制限:購入した店舗でのみ対応可能な場合、遠方への引っ越しや旅行先でお手入れをしたい時に持ち込みができないことがあります。全国展開しており、近隣のどの店舗でも対応してもらえるブランドを選ぶと安心です。
サイズ直しや加工変更の「可否と追加料金」
結婚指輪のサイズ直しは、できるデザインとできないデザインがあることを最初に知っておく必要があります。
例えば、全周にダイヤモンドが入る「エタニティリング」や、木目金のような特殊な技法を用いたデザインは、構造上サイズ直しができない場合も。
サイズ変更ができない場合、指輪の買い直しが必要になったり、特殊な加工費として通常の修理よりも高額な費用が発生したりすることがあります。サイズ直しできる場合でも、以下のポイントは確認しておきましょう。
・±何号まで可能か
・費用は無料か有用の場合はいくらか
・サイズ直しの回数制限はあるか
・納期はどれくらいか
なお、サイズ直しの回数制限については、多くても2〜3回が限度です。地金の強度の関係で制限を設けているブランドもあり、切断と溶接を繰り返すことで金属に負担がかかり、強度が落ちて破損や変形につながる恐れがあるためです。
刻印や石留め加工の「オプション費用」
指輪の内側に施すイニシャルや記念日の「刻印」や、お守りとしての「シークレットストーン(内石)」が、基本料金に含まれているか、あるいは別料金になるかという点も確認が必要です。これらは満足度を高めやすい一方で、オプションによって購入金額が膨らみやすいポイントでもあります。
よくある追加費用として、次のようなケースがあげられます。
・刻印無料だと思っていたら文字数制限があった
・フォントやオリジナルマークにこだわったら追加料金がかかった
・シークレットストーンを追加するたびに数千円ずつプラスになった
どうしても予算内に収めたい場合は、「オプション費用なども含めて〇〇円が予算です」とカウンセリング時に伝えておくと安心です。
予算別|結婚指輪おすすめブランド
ここからは価格帯別の人気ブランドをご紹介します。
※掲載している結婚指輪(マリッジリング)は2026年8月時点の金額(税込)です。最新の情報は公式HPをご確認の上、ご来店ください。
ペアで10万円台~のおすすめブランド:
BONDS(ボンズ)
出典:BONDS
Anniversary
左 Pt900:¥99,000
右 Pt900:¥99,000
BONDSは、1本2万円台〜(ペアで5万円台〜)手に入る驚きの低価格でありながら、職人が一つひとつ仕上げる「鍛造(たんぞう)製法」を採用しているため、日常使いでも丈夫で歪みにくい造りです。王道のシンプルから幅広、コンビカラーまでデザインも豊富。「予算を抑えたいけれど、品質や耐久性は妥協したくない」というカップルに最適です。
ペアで20万円台~のおすすめブランド:
銀座ダイヤモンドシライシ
OR 01 PT (オーアール 01 PT)
男性用 Pt900:¥150,000
女性用 Pt900:¥129,000
銀座ダイヤモンドシライシは、日本初のブライダルリング専門店として誕生し、国内での高い知名度と信頼を誇る人気ブランドです。
日本人の手の水かきや骨格に合わせた、着け心地のよさを徹底的に追求しています。また、セミオーダーシステムが充実しており、数百種類のデザインやダイヤモンドの組み合わせから、予算20万円台~でも満足度の高い上質なプラチナリングが作れます。アフターサービスも手厚く、長く安心して身につけたい人にぴったりのブランドです。
ペアで30万円台~のおすすめブランド:
EXELCO DAIMOND
miniature(ミニアチュール)
男性用 Pt950:¥161,500~
女性用 Pt950:¥149,000~
※表示価格はベースリング(プラチナ・2mm幅)のみの価格。
オーダー内容により価格が変わります。
EXELCO DIAMOND(エクセルコ ダイヤモンド)は、ダイヤモンドの輝きで世界を魅了するダイヤモンドジュエリーブランド。「ダイヤモンドの輝き」と「品質」を重視する方に特におすすめのブランド。
ヨーロッパを表現する上品で洗練されたデザインが魅力で、特に職人が一つひとつ手打ちする繊細な「ミル打ち」装飾は、エクセルコ ダイヤモンドならでは。二人だけのこだわりを結婚指輪に込めたいカップルに選ばれています。
ペアで40万円台~のおすすめブランド:
Cartier

1895 ウェディングリング、幅2.5mm
1本 Pt950/1000:¥231,000
フランス・パリで生まれ、世界中の王室からも愛され続けている世界最高峰のハイジュエラー・カルティエ。指にすべらせた瞬間から背筋がスッと伸びるような、圧倒的なステータス感と「これを身につけている」という深い満足感は、ハイブランドならではの魅力です。
シンプルなプラチナやゴールドのデザインであれば20万〜30万円台の価格帯から選ぶこともできますが、ブランドの代名詞とも言える人気デザインやダイヤモンドがあしらわれたモデルを選ぶなら、ペアで40万円台〜が目安となる贅沢な選択肢です。
値段も大事だけど…
「この結婚指輪にしてよかったな」と思える指輪選びを❁
ここまで、結婚指輪の相場や価格が変わる理由、そして見落としがちな追加費用のポイントやおすすめブランドをご紹介しました。
さまざまな情報を見ていると、「どれが正解なんだろう」「自分たちの予算で大丈夫かな」と、少し迷いや不安を感じてしまったかもしれません。
けれど、結婚指輪において一番大切なのは、世間の平均金額でも、ブランドのステータスでもありません。
毎日指を見るたびに「やっぱりこの指輪にしてよかったな」と、ふたりがあたたかい気持ちになれること。そして、これからのふたりの暮らしに無理なく寄り添ってくれることです。
「お互いの好みに合うかな」「このデザインならずっと大切にできそうかな」そんなふたりの素直な気持ちを大切にしながら、ぜひ楽しくお店を巡ってみてくださいね。
ふたりのこれからの長い時間を一緒に歩んでいく、世界にひとつの特別な結婚指輪に出会えますように。
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▼記事執筆で参考にしたデータ
・ゼクシィ 結婚トレンド調査2024
https://souken.zexy.net/data/trend2024/XY_MT24_report_06shutoken.pdf
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