結婚指輪の起源を探ると、古代エジプト時代までたどりつくそうです。しかし、一般的な風習として結婚する2人が指輪を贈りあうようになったのは11世紀ころで、キリスト教の文化がもとになっているようです。
キリスト教では、神のもとで男女が誓いを交わす儀式を「結婚式」として制度化されました。その際、結婚の印として指輪を交換しあうことが通例となり、キリスト教の伝播とともにこの風習も広まっていきました。
日本で結婚の証として指輪を交換するようになったのは、婚約指輪の場合と同じく第二次世界大戦後のこと。西洋式の結婚式が広まるにつれ、結婚指輪も一般的になりました。