Pt |
プラチナ |
WG |
ホワイトゴールド |
YG |
イエローゴールド |
PG |
ピンクゴールド |
Sv |
シルバー |
Ti |
チタン |
Pd |
パラジウム |
指輪を探し始めて多くの人が一度はとまどう、素材の略称と数字の表記。
たとえば、「Pt900」や「K14」といったアルファベットと数字の組み合わせをよく目にするかと思います。
一見難しそうですが、実は覚えてしまえばとても単純!以下に主な略称と数字の表す意味を簡単にご説明します。
■「Pt950」などの3桁の数字:この数字は、プラチナやシルバーの「純度」を千
分率で表したもの。つまり「Pt950」とは「プラチナの 純度が950/1000=95%」
という意味になります。
プラチナは硬度が低くそのまま指輪にするにはやわらかすぎる為に、
より硬い金属のパラジウムやルテニウムを混ぜることで、
硬度を高めることが一般的です。
しかし「pt999」「pt1000」という高純度のプラチナ素材で作られた指輪も
存在しており、純度の高さから清廉潔白なイメージをアピールして
売り出されている場合があります。
特殊な例ですが、当サイトに掲載されている【パイロットブライダル】は
硬化純プラチナ素材「Pt999」を利用していますが、特許技術によって
pt999でもpt950と同程度の強度となっているそうです。
■「K18」など「K+2桁の数字」:例えば金でできたジュエリーなどに刻まれている「K18」。この「K」は「Karat(カラット)」の頭文字で、金の「品位」(純度)を表しています。
ちなみに、ダイヤモンドなどの重量を表す「carat(カラット)」とはまた別の単位ですが、 語源はどちらも同じ(「カロブ(いなご豆)」)なのだそうです。
さらに、金はその純度を「24分率で表す」という決まりがあります。ゆえに「K18」とは「金の純度が18/24=75%」ということになります。
このように計算すると「K14」は純度が58.3%、「K10」は41.7%。「K10」はすでに半分以上が金ではない、ということが分かりますね。
辻のワンポイントアドバイス!
上記のように「K」が「金」の意味ではない、ということは覚えておいて損はないかと思います。
ちなみに、ダイヤモンドの重量を表す単位で「carat(カラット)」というものがありますが、これと「Karat」は別ものです。ただし、語源はどちらも宝石の取引に使われていたという「カロブ(いなご豆)」からきています