もしかして盗難?!いざというとき有効な保険

愛する人と、何回もお店に通って、せっかく手に入った世界に一つしかない「2人だけの指輪」。そんな大切な指輪が、万が一盗難に遭ってしまったら・・・そんなことはあってほしくないですが、万が一に備え対策を立てておくと良いでしょう。

ショッピング保険

クレジットカードには、カードで支払った商品の盗難や破損といったトラブルに対し、一定期間内かつ決められた金額の範囲内であれば、損害を補償する保険が付いているカードがあります。
しかし、特別な負担がない分、「補償が受けられる」というわけではなく、保険の適用に関しては個々のケースに応じて保険会社の判断となります。
例えば適用期間。購入日から何日間有効かは各会社によって異なってきます。
また「お買い上げ伝票」の控えも不可欠など、制約が多いですが、それでも補償される可能性がゼロである他の方法よりはずっと経済的なリスクは低くなると言えるでしょう。

家財保険

外で盗まれたのではなく、家に空き巣が入り指輪を盗まれてしまった…そんな時に使える手段が家財保険です。
例えば、1個100万円の高額な指輪があるとします。果たしてそれは保険の対象になるのでしょうか。
東京海上日動のホームページによると、「住まいの保険」と名づけられた火災保険で、家財の補償に契約すると、そうした高額貴金属等も保険の対象になるそうです。もちろん、事故における個別の状況や契約内容によって、補償の可否や内容は変わります。
最近では、外資系企業を中心に婚約指輪限定の保険もあるようです。
例えば、「エンゲージリング保険」(フェデラル・インシュアランス・カンパニー)は自宅の内外問わず盗難された婚約指輪を100%保障してくれるそうです。

嶋のワンポイントアドバイス!

保険でお金は戻ってきたとしても、思い出の指輪そのものが戻ってくるわけではありません。
しかし、もしその指輪がオーダーメイド専門店などで作ったものであれば、作った当時の履歴や指輪のデザイン画などがお店に保管されている可能性が大いにあります。
そこからまったく同じ指輪を蘇らせることができますし、その際には改めて打ち合わせやデザインをしなくて済む分、コストを抑えて制作できることも多く、この点もオーダーメイドならではのメリットといえます。
紛失はとても残念なことですが、そういった万が一のときも、ぜひ一度お店に相談をしてみてください。

いろいろ書きましたが、ポイントは「指輪も保険に入る可能性がある」ということ。泣き寝入りする前に、各保険会社に問い合わせてみてください。

(情報は2011年11月1日現在のものです)